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EQは、Equalizer(イコライザー)の略で、音の周波数特性を調整するための機器や機能のことです。
周波数特性って?
音には、高い音や低い音など、様々な周波数が含まれています。周波数特性とは、それぞれの周波数の音がどれくらいの大きさで含まれているかを表したものです。
EQの役割
EQは、特定の周波数帯域の音量を上げたり下げたりすることで、音全体のバランスを調整します。
例えば、
- 低音域を上げると、重厚感のある音になります。
- 高音域を上げると、クリアで明るい音になります。
- 中音域を下げると、ボーカルが聴きやすくなります。
EQの種類
EQには、様々な種類があります。
- グラフィックイコライザー: 複数の周波数帯域をスライダーで調整するタイプのEQです。
- パラメトリックイコライザー: 特定の周波数帯域を細かく調整できるタイプのEQです。
EQが使われる場面
EQは、様々な場面で使われます。
- ラジオ番組: 番組の音質を調整し、聴きやすくするために使われます。
- Podcast: ポッドキャストの音質を調整し、聞きやすい音声にするために使われます。
- 音楽制作: 楽曲の音質を調整し、理想のサウンドを作り出すために使われます。
- ライブサウンド: ライブ会場の音響を調整し、観客に最高の音楽体験を提供するために使われます。
まとめ
EQは、音の周波数特性を調整することで、音全体のバランスを整えたり、特定の音域を強調したりするためのツールです。ラジオやPodcast、音楽制作など、様々な場面で活用されています。
補足
EQは、音作りにおいて非常に重要な役割を果たします。しかし、EQを使いすぎると、音が不自然になることがあります。EQは、必要最低限の調整にとどめることが大切です。
関連用語
- 周波数: 音の高さ
- 低音域: 低い周波数の音
- 高音域: 高い周波数の音
- 中音域: 中間の周波数の音
- グラフィックイコライザー: 複数の周波数帯域をスライダーで調整するEQ
- パラメトリックイコライザー: 特定の周波数帯域を細かく調整できるEQ
これらの用語も合わせて覚えておくと、より理解が深まります。
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