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EIAJ規格とは、かつて存在した「日本電子機械工業会(EIAJ: Electronic Industries Association of Japan)」が制定していた、電子機器や部品に関する様々な規格のことです。

どんな規格?

EIAJ規格は、以下のような様々な分野の規格を含んでいました。

  • コネクタの形状やピン配置: 機器同士を接続するコネクタの形状やピンの数、配置などを定めていました。
  • 信号の規格: 音声信号や映像信号の伝送方式やレベルなどを定めていました。
  • 安全規格: 電気製品の安全性に関する基準などを定めていました。
  • 環境対応: 製品の環境負荷を低減するための基準などを定めていました。

なぜEIAJ規格が必要だったの?

EIAJ規格は、電子機器の互換性を確保するために必要でした。異なるメーカーの機器同士でも、EIAJ規格に準拠していれば、問題なく接続して使用することができます。

現在はどうなっているの?

EIAJは、2000年に「日本電子工業振興協会(JEIDA)」と合併し、「電子情報技術産業協会(JEITA)」となりました。それに伴い、EIAJ規格はJEITA規格に統合されました。

まとめ

EIAJ規格は、かつて電子機器の互換性を確保するために重要な役割を果たしていた規格です。
現在はJEITA規格に統合されていますが、電子機器の分野では、今でもEIAJという言葉が使われることがあります。

補足

EIAJ規格は、日本の電子機器産業の発展に大きく貢献しました。現在ではJEITA規格に引き継がれていますが、その技術的な遺産は、今日の電子機器にも生かされています。

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