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DCコンバーターとは、直流(DC)の電気を、別の直流の電気に変換する装置のことです。
直流って?
直流とは、電気の流れが一方向に決まっている電気のことです。
例えば、乾電池やバッテリーから流れる電気は直流です。
なぜDCコンバーターが必要なの?
電気機器は、それぞれ決められた電圧で動くように設計されています。例えば、スマホの充電には5Vの電圧が必要ですが、車のバッテリーは12Vです。DCコンバーターは、電圧を変換することで、様々な電気機器が使えるようにするために必要です。
DCコンバーターの種類
DCコンバーターには、大きく分けて2つの種類があります。
- 降圧型コンバーター: 電圧を下げるコンバーター
- 昇圧型コンバーター: 電圧を上げるコンバーター
DCコンバーターが使われているもの
DCコンバーターは、私たちの身の回りの様々な電気製品に使われています。
- スマホの充電器: 100Vの交流電気を5Vの直流電気に変換しています。
- パソコンのACアダプター: 100Vの交流電気をパソコンに必要な電圧の直流電気に変換しています。
- 車の電装品: 車のバッテリーの12Vを、カーナビやオーディオなど、様々な電装品に必要な電圧に変換しています。
補足
DCコンバーターは、DC-DCコンバーターと呼ばれることもあります。
また、最近では、小型で効率の良いDCコンバーターが増えています。
関連用語
- 直流(DC): 電気の流れが一方向に決まっている電気
- 電圧: 電気の圧力
- 交流(AC): 電気の流れが周期的に変わる電気
- コンバーター: 電圧や電流の種類を変換する装置
これらの用語も合わせて覚えておくと、より理解が深まります。
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