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dBm は、電波や音声信号の電力を表す単位です。簡単に言うと、電波や音声信号の強さを数値で表したものです。
なぜ dBm を使うの?
電波や音声信号の電力は、非常に小さな値から大きな値まで、幅広い範囲に及びます。そのため、そのままの数値で扱うのは不便です。dBm は、対数を使って電力を表現するため、大きな値から小さな値まで、扱いやすい数値で表すことができます。
dBm の意味
dBm は、1ミリワット (mW) を基準として、電力をデシベル (dB) で表します。
dBm の数値が大きいほど、電波や音声信号の電力は強いことを意味します。
dBm が使われる場面
dBm は、主に以下の場面で使われます。
- ラジオやテレビの受信レベル: 受信電波の強さを dBm で表し、受信状況を確認します。
- 無線LANの電波強度: 無線LANルーターの電波強度を dBm で表し、通信範囲や品質を評価します。
- オーディオ機器の出力レベル: オーディオ機器の出力電力を dBm で表し、音量や音質を調整します。
まとめ
dBm は、電波や音声信号の電力を表す単位であり、様々な場面で活用されています。dBm の数値が大きいほど、電波や音声信号の電力は強いことを覚えておきましょう。
補足
dBm は、あくまで電力の大きさを相対的に表す単位です。実際に聞こえる音の大きさや、通信の品質は、dBm 以外の要素にも影響されます。
関連用語
- dB (デシベル): 音の大きさや信号の強さを表す単位
- mW (ミリワット): 電力の単位
これらの用語も合わせて覚えておくと、より理解が深まります。
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