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dBm は、電波や音声信号の電力を表す単位です。簡単に言うと、電波や音声信号の強さを数値で表したものです。

なぜ dBm を使うの?

電波や音声信号の電力は、非常に小さな値から大きな値まで、幅広い範囲に及びます。そのため、そのままの数値で扱うのは不便です。dBm は、対数を使って電力を表現するため、大きな値から小さな値まで、扱いやすい数値で表すことができます。

dBm の意味

dBm は、1ミリワット (mW) を基準として、電力をデシベル (dB) で表します。

  • 0 dBm = 1 mW
  • 10 dBm = 10 mW
  • 20 dBm = 100 mW

dBm の数値が大きいほど、電波や音声信号の電力は強いことを意味します。

dBm が使われる場面

dBm は、主に以下の場面で使われます。

  • ラジオやテレビの受信レベル: 受信電波の強さを dBm で表し、受信状況を確認します。
  • 無線LANの電波強度: 無線LANルーターの電波強度を dBm で表し、通信範囲や品質を評価します。
  • オーディオ機器の出力レベル: オーディオ機器の出力電力を dBm で表し、音量や音質を調整します。

まとめ

dBm は、電波や音声信号の電力を表す単位であり、様々な場面で活用されています。dBm の数値が大きいほど、電波や音声信号の電力は強いことを覚えておきましょう。

補足

dBm は、あくまで電力の大きさを相対的に表す単位です。実際に聞こえる音の大きさや、通信の品質は、dBm 以外の要素にも影響されます。

関連用語

  • dB (デシベル): 音の大きさや信号の強さを表す単位
  • mW (ミリワット): 電力の単位

これらの用語も合わせて覚えておくと、より理解が深まります。

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